データ分析サービス・プロダクト担当の藤原です。
昨日に続き、本日も米国ラスベガスからAWS最大のグローバルカンファレンス「re:Invent」をレポートします。
本日の基調講演(Day2)でも新たなサービスが発表されましたので、その内容を簡単にご紹介します。
1. Amazon Kinesis Analytics
ストリーミングデータに対するSQLベースの時系列分析処理エンジン
2. 新しいインスタンスタイプの提供
X1という強力なハイパワーマシンと、t2.nanoというより小さなインスタンスタイプを提供
3. Amazon EC2 Container Serviceの機能拡張(Amazon EC2 Container Registry、他)
・Container Registry:フルマネージドのコンテナ管理(イメージの作成、管理、配布)
・Container Service CLI:各種コンテナ処理のコマンドライン実行への対応
4. AWS Lambdaの機能拡張(Python for Lambda、他)
・VPCサポート
・実行時間の拡張(最大5分に)
・スケジュール実行
・バージョン管理
・Python対応
5. AWS Mobile Hub
モバイルアプリ開発におけるビルド、テスト、モニタリングを含む統合管理サービス
そして
6. AWS IoT
SDKs, Device Gateway, Rules, Shadowという一連の機能郡によって構成されたIoT向けのプラットフォームサービス
特に、午前中のキーノートでの発表後、即座に午後からのテクニカルブレイクアウトセッションのメニューに「NEW LAUNCH! AWS IoT xxxxxxxx」というタイトルのセッションがいくつも追加され、どの会場も長蛇の列でした。グローバル規模でIoT分野の関心度の高さが感じられます。
セッション聴講後、スピーカーがデモで利用していた「Amazon IoT Button」というIoTデバイス機器が配布されたのでこちらをGet。
帰国後、社内の開発メンバーと共有したいと思います。
AWSの情報はすぐに世界中に配信されるため、現地でなくても最新の情報は得られると思いますが、やはり現地で感じたのはグローバル規模で利用されているAWSの様々なサービスや事例の凄さと、それに関わるITエンジニアの熱気ですね。
また、AWSを活用したエコシステムを開発・提供するパートナーの多さにも圧倒されました。
弊社も、こうした様々なAWSサービスを活用したエコシステムの開発に取り組んでいきたいと思います。