こんにちは、ブレインズテクノロジーの加藤です。
今回は、弊社の業務特化型機械学習ソリューション「Impulse」を無償でご体験いただける「Impulse Cloud」についてご紹介いたします。
Impulse Cloud とは
Impulse Cloudは、多様な機能があるImpulseをPlayground的に体験いただけるサービスです。
Impulseは6つの機能を備えておりますが、現在のImpulse Cloudでは「要因分析」のみご利用が可能です。(下図の赤枠部分)
他のサービスも順次追加していく予定ですので、よろしければユーザー登録いただき、Impulseを体験いただければと思います。
要因分析モジュール とは
工場の生産設備や建設現場の建設機器から発生した異常や、製品の不良に起因するパラメータを分析する機能を基本とし、他にも不良や異常の自動分類や発生メカニズムの可視化など、様々な角度から品質向上に貢献する機能を揃えています。
本機能は、実際にJFEエンジニアリング様などにご活用いただいています。
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Impulse Cloudへの登録
下記のURLから、Impulse Cloudのトップ画面に遷移します。
Impulse Cloud
初めてご利用の方は画面中央部の「はじめる」からログイン情報をご登録いただければ、ユーザー情報を記載したメールが届きますので、そちらからログインが可能となります。
すでに登録済の方は「ログイン」ボタンからログインが可能です。
Impulse Cloudの使い方
現段階では、ユーザーにてファイルをアップロードできない仕様になっています。下図の赤枠で囲われた部分が現在ご利用いただける機能です。
要因分析では下記の3機能があります。
- 分析:配置済のデータを対象に「分類」と「回帰」の2種類の分析を行います。
- 結果:分析した結果が様々な形式のグラフで可視化されます。
- ガイド:分析と結果の実行方法を動画形式で閲覧できます。
Impulse Cloudにご登録いただき、実際に各機能をご覧頂きたく思いますが、今回は「結果」でどのような情報を見ることができるか、一部をご紹介します。
分類
異常データと正常データの分類や、どのパラメータが異常に寄与する要因である可能性が高いかなどを可視化します。
その他にも、品質改善に向けた対策の意思決定をサポートするための機能を取り揃えております。
クラスタ分析:異常や不良が発生した要因の類似度を可視化します。本機能により、異常や不良の発生要因別に対策を講じることができます。
不良要因分析:異常や不良の発生要因となるパラメータの上下により、異常や不良の発生がどの程度増減するかを分析・可視化します。
良品・不良品ルールの書き下し機能:良品を得るための制御パラメータの範囲をIF-THEN-ELSE形式で出力することができ、改善業務に活かすことができます。
分類画面①
分類画面②
回帰
分析対象データを用いた回帰分析を行い、その結果を可視化します。
最後に
今回は、Impulse Cloudが現在提供している要因分析モジュールについて、簡単にご紹介をさせていただきました。その他のモジュールにつきましても、随時追加していく予定です。
ユーザー登録は無料ですので、是非とも一度お試しいただければ幸いです。
また、弊社では特に製造業における豊富なImpulseの導入経験をもとにした、機械学習事例をご紹介するオンラインセミナーを開催していますので、こちらもお気軽にお問合せいただければと思います。 info.brains-tech.co.jp